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僕たちの新境地 /youhei

[ 2007.11 月.22 ]

Yesoutei_2 Hyoshi_obinashi
2003年3月。
高橋歩とその弟である高橋実と一緒に、A-Worksという会社を始めた。

自分たちのインスピレーションを作品として生み出す
ファクトリーのような会社を、ライフワークとしてやっていこうぜ、と。
そんな想いで始めた会社。

その後、数人の気の会う仲間を加えて、もうすぐ5年が経とうとしている。
これまでに、本当に大切な作品をいくつかと、お店を1店作った。

好奇心は旺盛だが臆病者の僕は、
この仲間たち(特に高橋兄弟)の奇抜な思いつきやわがままのおかげで、
ひとりではきっと見ることのなかった世界にいくつも触れることができた。
それはまるで、いつも旅を続けているような、そんな感じだった。

そして今回、その旅の途中でまたひとりの男に出会った。
池田伸さんという素敵な兄ちゃんだ。

池田さんはずっと雑誌編集を続けてきた人。
18歳からオートバイで旅を続けてきた生粋のバイカー池田さんは、
ハーレーダビッドソンを扱う雑誌『ホットバイクジャパン』を創刊し、
その中の一つのコンテンツから派生した旅雑誌『旅学』を作っていた。

僕はその『旅学』の一ファンであり、
池田さんによって綴られる文章をこよなく愛していた。

2005年10月。
『WORLD JOURNEY』という本を作り、その出版記念イベントとして、
「旅祭 ―たびまつり―」というイベントを六本木で開催した。
そこに池田さんが遊びに来てくれたのだ。

『旅学』ファンだった僕は嬉しくなり、
イベントのあと、日を改めて一緒に飯を食おうということになった。

もともと池田さんは、僕らの作った『LOVE&FREE』を読んでくれていて、
飯会での話はスムーズに進行し、お互いに感覚を確かめ合った後、
「これから一緒に面白いことやろうよ」という話になった。

そのとき、池田さんの胸元にイーグルのペンダントが揺れていた。
気になった僕は別れ際に「それ、ゴローズのイーグルですか?」と聞いた。
「そう、ゴローさんとは昔から仲良しで。ゴローさんの本も作りたいんだよね」と、池田さん。
「マジすか。僕も大好きなんです。ゴローさんの本、やりましょうよ!」
こうして、池田さんとの旅が始まった。

それからちょうど2年経った、先月。
ゴローさんのストーリーとスピリッツを綴った本
『YELLOW EAGLE』が出来上がった。
言うまでもない。最高の本に仕上がった。

そしてもう1冊。
今月27日に雑誌『旅学』がA-Worksから発売になる。
この2年の間、何度か会って話を進めた結果、
A-Worksから新生『旅学』として作り、発売することになったのだ。

これまで書籍しか作ったことのなかった僕たちにとって、初めてとなる雑誌制作。
何度も新しい世界に触れ、沢山のことを学びながら、
えも言われぬ不安に襲われながらも、胸が高鳴り、湧き上がる高揚感を覚えた。
そう。まさに旅をしているような気分だった。

気の合う仲間と共に心震える旅をしながら、
(大変すぎて涙を流しながら)作り上げた、
僕たちの新境地、新生『旅学』がもうすぐ生まれます。

いやいや、さらっとストーリーを書くつもりが…
長くなりましたが、皆様、よろしくです。

【YELLOW EAGLE】 http://www.a-works.gr.jp/goros/
【旅学】 http://www.a-works.gr.jp/tabigaku/

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コメント

生澤 由一

滝本さん、
【旅学】制作、本当にお疲れ様でした。
先日はお忙しい中、どうもすみませんでした。
新境地、心より楽しみにしています★
僕も気持ち新たに、精進して行きます!

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