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ぼくのおやじ /minoru

[ 2007.1 月.22 ]

本のデザインを終え、しばしの休憩。
自分が思ってたよりもダメージを負っていて、数日は眠りこけてた。
今日あたりからようやく復活、普通の毎日が送れるようになりました。
ちょいと前までは、本の入稿が終わると、よく鼻血とかブーっと出してたけど、最近はなくなったな。大人になったしな。

なんかビジュアルが欲しいよねーということで、最近見つけた巨大なパイナップルを。

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でかいよね〜。
別に意味とかは全然ないんだけどね。ごめんね。

あ、そうそう、そんなことを言いたかったわけではなくて、今回は親父のことを思い出したから書こうと思ったんだ。
年末年始も忙しくて、挨拶にもいってなくて、いかなきゃなぁ、と思っています。ほんと、親不孝な息子です、すいません。

なんだか、モノ作りが好きになって、仕事にするようになってからは、何かと親父の言葉を思い出すことが多い。
親父は小学校の教師だけど、昔から手でモノを創るのが上手で、アナログなことはだいたい親父が教えてくれた。
虫や魚を捕る網もそうだし、凧揚げの糸巻き機とか、ゴムの鉄砲とか、キャンプのやり方から自転車のパンク修理まで、いろいろ教わった。
まぁ、中には失敗作もあって、「これが沖縄式だ」とか言いつつ、長い棒の先に画用紙を円錐状に巻いたものくっつけたセミとり網(?)を創って、「これをセミにかぶせると、中にポトっと落ちてくるんだよ」なんて自信満々に言っていたわりに、そもそも、そんな小さな丸の中にセミを入れる高等技術を小学生低学年の子供が持ってるはずもなく、結局一匹も取れなかったなんてこともあった。っていうか、それが本当に沖縄式だったのかすら、今でも謎に包まれたままだ。
あと、ついでにバラすと、「オレは昔でっかいサメと戦ったことがある」と言って、長年オレやアニキから尊敬のまなざしを向けられていたものの、最近、じつはそのサメは50センチくらいで、しかも「逃げた」という事実が判明したり、「オレは素手で石を割れる」と言って叩き割っていた石が「軽石」であったことが判明したりと、「やっぱり親父はすげえ!」度数は急降下しつつあるものの・・・あ、話が横道にそれてるな。そんなことをバラして親父の株を下げてる場合じゃないや。

えっと、何を言いたかったかというと、
親父には何をやるにしても、そのための道具を買ってくる前に「創ってみよう」と言われることが多かった。
だから、まずは、創ってみて、使ってみた。
もちろん、失敗作もあるにはあったけど、だいたいの場合は売ってるものより、良いものが出来た。だから、魚を捕まえても、虫を捕まえても、凧揚げをしても、たいがい、他の子供たちよりたくさんとれたし、凧揚げなんかもブッチギリだった。

ガキンチョの頃はお店に売ってるモノの方が、きれいでカッコ良く見えたし、それがうらやましく思う時もあったけど、親父と自分で創ったものの方が、多少不格好でも結果はぜんぜん良かった。
売ってるもの=良いもの、という「幻想」がこれによって消えたんだと思う。

「お店に売ってるものが、無条件に『良いもの』ではないぜ」
って親父は言ってた。
「これより、もっと良いものが創れないかな」
って、親父は言ってた。

その言葉が、気がつけばオレの中にもしっかりと染み付いてる。
もちろん、売ってるモノの中にもはすばらしいモノは山ほどある。
でも、ただ闇雲に「売ってるものは良いものだ」とは思わなくなった。
何を見ても「もっと良いものが創れないかな」と思うようになった。
まずはなんでも創ってみて、使ってみて、という癖がついた。

自分の創ったモノにまでそうなのがたまにきずだけど、ま、これはしょうがない。

若い時は「今の自分は全て自分で作り上げてきたものだ」くらいに思っていたけど、結局は、大事なことはだいたい、親から教わっている。ようです。

母ちゃんのネタもいろいろあるんだけど、それはまた今度。

posted by minoru | comment (2) | trackback (0)

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コメント

erimi

過去のものをみていて思わず書き込みしたくなりました。

(私事ですが)
私は30歳くらいになったら小学校の先生になりたいと思っています。

この日記をみて、
こういった、まず自分で試してみよう・つくろうって考えられる気持ちとか、
言葉で表せない大切なもの(親や、人との出会いへの感謝なども含めて)を子ども達にたっぷりたっぷり伝えられる素敵な先生になりたいなって、
改めて思いました。

ありがとうございます!


ホ.ガンハ

はじめまして。韓国の歩さんの大ファンです。!!
歩さんの本はほとんど読んで持ってます。
今回の自由への扉!!
皆さん、本当にお疲れさまでした。こんど東京に行くので買って
読む予定です。もうわくわくしてます。今度はどんな話を聞かせてくれるのか!どんな写真で世界をみせてくれるのか!全てがこのちびちゃんには楽しみです。では、

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