たかが紙。されど紙! /youhei |
[ 2006.12 月.27 ] 用紙の柔らかさによって、めくり易さも大きく変わります。
表面の平滑度によって、写真の色合いもまったく変わります。
書店で本を手に取った瞬間に感じる重さ、めくった感触、色の映え方・・・ すべてがその本の纏うオーラになります。
例えばうちの本の場合。
【人生の地図】 若干重めで、張りがあり、写真はテカり過ぎずほどよく映える。
【Adventure Life】 写真は少し沈むが、柔らかく、軽く、少しラフな質感。
と、こんな感じですね。
その本の世界観をうまく表現できるよう意識してるんです。 「あぁ、なんかこの本好きだなぁ」と思うひとつの要素に、 もしかしたら使われている用紙の存在があるかもしれません。
ちょっと本棚にある好きな本を引っ張り出して、 使われている用紙を気にしてみると面白いですよ。
★ で! 数え切れない用紙見本とニラメッコしたり、
気になる本を見せながら、紙屋さんと話したり・・・。
この本で使われている紙みたいにさ、 ちょっとラフな感じで、柔らかくて。
でも、写真の映え方は、こっちの本のこんな感じだな。
あまりテカテカしてないんだけど、沈み過ぎない。
こっちの本だと、ちょい沈みすぎ。
質感は、もうちょっとザラついたのがいいなぁ。
う~ん、でもこれだと若干硬い気がするな。
ミノルさんとのイメージ共有するときの話は、こんな感じ。 用紙選びって、なかなか難しいんですよ。 さぁ、今回はどんな用紙になるのか。 発売を楽しみにしておいてくださいね!
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コメント
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そうなんですよ。
意外と重要な紙!
今度からぜひ気にして見てくださいね!!
投稿情報: youhei | 2007年1 月 1日 (月) 23:33
毎日楽しく拝見してます。
本を出すまでにこんな過程があったとは...知りませんでした。
確かに写真など載せる場合には
紙ってかなり重要そうですね。
勉強になりました。
投稿情報: yohei fujii | 2007年1 月 1日 (月) 20:44