[ 2008.1 月.14 ]

ちょいと前のことだけど、アニキのアユムが書いた本を全て紹介するカタログを創った。
本の中のいろんな文章や写真、デザイン、アニキのコメントなどをぎっしり詰め込んだCDサイズ、３２ページフルカラーの、「高橋歩ベスト版」的なカタログ。現在、島プロ隊がまわってる全国ツアーで配布中です。その他の配布はもう少し先かな。

そん時、久しぶりに２０代の頃に創った全ての本をもう一度読み返してみた。
アニキの本の歴史は、オレのデザインの歴史でもある。
昔の本を読み返しながら、その頃のデザインを見て「あちゃ〜」っと思うことばかりだったけど、ひとつだけ、大事なことに気がついた。本のデザインに慣れてきたせいか、昔より少しはきちんとした本を創れるようになったけど、そのぶん、本に込められてる「熱」というか「温度」みたいなもんが、「デザインする」という意識によって、下がっているような・・・
ちょっと、はっとした。
でも、気がつくのが今で良かったな。
今回のアニキの新刊には、そんな「熱」もギッチリ込めて創っています。
１ページ１ページ、頭を悩ませ、写真とにらめっこしながら。

もうじき入稿です。
ラストスパート。
いい本に、します。

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