« 最近のモロモロ。 |
メイン
| ありがとう、A-Works。 »
いつから・・・ /minoru
|
[ 2008.3 月. 3 ]
コツコツ創っていたフリーファクトリーのメニューブック。 ようやく外回りと中身がだいたい完成。 長く使えて味の出るメニューブックを、と思ってファイルを探して文房具屋を歩き回ったけど、どうもいいものがなくて、結局自分で創ることにした。 ベニヤ板を切って、ペンキで塗って、ねじで止めて、皮の切れ端を使って背表紙を。最後にタエコに手伝ってもらって飾り付け。うん、思ったより良くできた。 さて、もうじき店にお届け。フリーファクトリーに寄った時は、手に取ってみてください。
最近はデザイナーとしての守備範囲外(それは大工さんの仕事でしょ〜的な)の仕事も多いけど、昔より、はるかに「手を使って何かを創ること」が好きになった気がする。いつからだろう? もともと飽きっぽくて、雑な性格。字も絵も下手くそ。 いろんなことを始めては、すぐ飽きて、やめちゃう。 「職人」という言葉に憧れて、なにかひとつのことを極めてみたいんだけど、その「ひとつ」がどうしても見つからなくて、20代の時はなにげにけっこう悩んでた。 だって、アニキや仲間たちと「自分のやりたいことをやって生きていこう!」なんて、本をさんざん出してるくせに「オレが見つかってねーよ」みたいな・・・ そんで、開き直ったのがここ数年。 ある日いつものように「あ〜、俺の一生を懸けるような『ひとつのこと』って、いったい・・・?」なんて考えていた時に、ふと思った。 「焦って探してもどうせ見つからねーし。それで悩むのもバカらしいな。ま、見つかるまでは『何かを創ること』くらいにしとくか・・・」ってな感じで、広〜い意味で「ひとつ(何かを創る)」のことに絞ってみた。でも、それでずいぶん楽になった。とにかく、気になったものは何でもやってみる。創ってみる。本でも、店でも、CDでもDVDでも。皮でもシルバー細工でも、道具箱でもメニューブックでも・・・ そんなこんなで33歳。いまだに「ひとつ」は見つかってないけど、それでも十分、毎日はハッピーだ。その気になれば、創るものは身のまわりに溢れてる。服だって、靴だって、机だって、イスだって、きっと創れる。自分で使うんなら、多少へたくそでも、どうってことないし。ずっとやってりゃ〜、そのうち上手くなる。 やってみないことには、結局、好きか嫌いかもわかんねーしね。
みなさ〜ん、開き直っていきましょ〜。 必死に考えるより、まずはやっちまったほうが早いよーです。
※注 但し、「形から入るのが好きな人(オレ)」はやってみてはすぐやめる、を繰り返すと、出費がかさみますのでご注意ください。
|
posted by minoru
| comment (0)
| trackback (0)
|
Listed below are links to weblogs that reference いつから・・・:
Copyright © 2006 A-Works. All Rights Reserved.
コメント
この記事へのコメントは終了しました。