おつかれさま!
2010.09.18
メインバーで余った氷に、ボランティアの子たちが施したアート?。 なかなか素敵で思わず写真を撮ってしまった。
毎度ドタバタの旅祭がようやく終了した。 毎年大きくなっていく規模に対して、うちのメンバー数はいっこうに増えないから、準備はほんとドタバタだ。でも、自分たちで言うのもなんだが、毎度、ふとした空き時間に会場をまわってみると、みんなすごい楽しそうで、なかなかいいフェスだなぁ〜って、思ったりする。 大変だけど、毎年続けられたらいいな。毎年少しずつ、悪いところをなくしていって、もっともっと、すてきなフェスに育っていけるように、来年もがんばります、ハイ。
そんで、なんと言っても、うちの少ないメンバーをしっかりと支えてくれているのがボランティアのみんな。毎回、本当にありがとう。感謝しています。 何度見ても「なんでこんなに頑張ってくれるんだろう?」って、不思議になるくらい、みんな真剣にやってくれる。そのお返しが、自分はどこまで出来ているんだろう?って思うとちょっと自分自身、不安に思うときもあるが、これからも、みんなの頑張りに負けないよう、そんで、いろんな形でお返しが出来るように、俺自身、どんどん頑張っちゃおうと思います。
さて、止まっている時間はない。
元気出していこう〜!
ボランティアのみんなはもちろん、関係者の方々、今回も本当にありがとうございました! また来年、お願いします!
そんで、今年の旅祭のロゴを気持ちよく書いてくれた三代目魚武濱田成夫アニキ。ありがとうございます。元気の元を失いかけたその日に突然現れて、めっちゃ山盛り元気をいただきました。あれには救われました。今後もよろしくお願いします〜! それでは皆さん、また近いうちに! |
久しぶりの風
2010.08.31
久しぶりの更新。 そして、約10年ぶりになる、兄貴(アユム)の世界旅行中に書いた本。 そのデザインがようやく終わり、先日見本が届いた。 10年前の世界旅行で書いた文章は「LOVE&FREE」として出版され、いまだに大人気のベストセラーになった。今思えば、この本が売れていなかったら、あのとき既に抱えていた多額の借金とともに、出版界の泥沼に沈んでいたかもな・・・・と思ったり思わなかったり。 いずれにせよ、「LOVE&FREE」が、俺にとってもアニキにとっても人生を変える1冊であったことは確かだ。
あの当時は俺にしても兄貴にしてもまだずいぶんと若くて、サンクチュアリ出版として出す本もイケイケな本が多かった。「20代。自分。自由。やるだけやっちまえ!俺たちは無力、だけど、無敵・・・」などなど。 俺たちだって人間だから、弱い部分や情けない部分だって本当はいっぱいあったけれど、20代の頃はそれを全て胸にしまって、イケイケな部分だけを一生懸命本にしてきたように思う。 そして、サンクチュアリ出版での活動を終え、兄貴は結婚して世界旅行へ旅立ち、俺はフリーのデザイナーとして、東京で活動を始めた。そのときに、東京と世界のどこかでたまに連絡を取り合いながらコツコツ作った本が「LOVE&FREE」の元になった「DEAR.WILDCHILD」という5冊のミニブック。このときはまだメールとかインターネットとか全然知らなくて、全て海外からの郵送やファックス。初期のデジカメはメモリーカードの容量が「8〜24MB」なんて時代の話。いまじゃ〜1G(1000MB)、2Gが当たり前だっちゅ〜んだから、たった10年間で、世の中、本当に変わったもんだとおもう。 ちなみに、このときの「DEAR.WILDCHILD」という5冊のミニブックは今回の「旅祭」にて販売予定で、在庫完売とともに、今回で販売を終了しようと思う。気になる人はぜひに。
ちょいと話は横道にそれてしまったけど、この世界旅行中に兄貴が書いた文章を初めて読んだときに、ようやく、俺が昔から知っている「本当の高橋歩」が表に出てきたなぁ、と思ったのを今でも覚えてる。 イケイケの兄貴もやっぱり兄貴だが、それは彼の全てではなく、ある1面だ。 厳しいとこも、優しいとこも、すごいところも、ずっこけたところも、弱いところも、やっぱりみんなと同じようにあって、世界旅行をしたことで、ようやく「素」に戻ったんだな、と思うとなんだか嬉しかった。そして何より、「素」で書いた文章がどの本よりも売れたという事実が、自分たちに「そのままいけばいいよ」という自信を与えてくれたんだと思う。 今こうして、自分たちが「大好きだ!」と思える本をみんなに届けられるのも、いまだに飽きることなく本を作り続けているのも、全てこの1冊の本のおかげかもしれないな、と思うのです。
今回の本の原稿を読んだときに、久しぶりにあの当時の風が吹いたような気がした。 それはどこか新鮮で、懐かしくて。いつもの本とは、また違った感動。 デザインも自然と共鳴して、自分でも驚くほど、本の中に気持ちいい風を閉じ込めることが出来た。 きっと、本を手に取ったときに、その風を感じてもらえる・・・・はず?・・・ればいいな。 旅祭では先行発売やらサイン会やらもあるかと思うので、来られる方は、ついでに手に取ってみてください。 さて、しばらくインドア生活が続いたから、久しぶりの野外イベントが楽しみ。 暑い中、汗を流しながら飲むビール。さいこ〜
気持ちよく、生きたいっすね。
それでは。 |
怒濤の日々
2010.07.01
お久しぶりです。デザイナーミノルです。 相変わらずのドタバタな日々。 年を食ったせいではないと信じたいけど、本当に時間が経つのが早い! 仕事ってやつは、重なる時は本当に重なるもんで・・・毎日何かの〆切に追われてるような最近ですが、そのことにはとりあえず目をつぶって考えてみると、追われてることで、集中力と決断力が異様にアップし、いつもの何倍ものスピードで仕事がこなせるようになってることに気が付く。 その感覚っていうのは、なにげに結構気持ちのいいもんで、カラダは辛くても1つ1つ仕事がいい感じで片付いていく瞬間は快感だったりする。ま、なかなか追われるのも悪くない。と、考えることにしています。 じゃぁ、オメ〜、いつもその調子でやれよ!って言いたいところだけど、そりゃ〜アンタ、それができればワールドカップ出てますよ、くらいのもんで、35歳になっても、未だ、その集中力と決断力を四六時中は持続し続けられない自分がいるのが悔しい。あ〜、出たかったな、ワールドカップ・・・うそ。
ま、そんなしょうもないことは置いといて、現在はアニキ(アユム)の新刊の制作やら旅祭のフライヤーやら何やらと、いろんなビジュアルを続々出産中。まさに、産みの苦しみです。 毎日が安産!といきたいところですが、ちょいちょい難産。困った子供たちが多い!
そんな日々の中で、比較的親思いな感じで生まれてきたのが、今回のフライヤー。 これは7月2日よりフリーファクトリーで開催される大好きな写真家「松木雄一さん」の写真展のもの。 松木サンとは「好き!」の感覚が近くて、今回は初めて、オレ自身が個展のビジュアル面を担当させてもらった。写真はもちろん、かなりイケてる。保証付き。 「写真をあまり前に出さない写真展のフライヤー」っていうのも、松木サンとのコンビじゃないとなかなかできない。そこを面白がってくれるところが好きなポイント。そんな写真家って、なかなかいないもん。
そんなわけで、1日の夜中から2日の午前中にかけて徹夜で写真の展示や装飾を行う予定。 がんばろ〜! 2日から31日までの一ヶ月。ぜひお店まで遊びにきてくださいな。 さて、オレはこれから、再び「自分なりのワールドカップ」を探す旅に出ます。 目指してこ〜ぜ〜! YUICHI MATSUKI PHOTO EXHIBITION 松木 雄一 写真展 「Footprint」 2010年7月2日(金)~31日(土) 場所:café-bar FREE FACTORY |
FREE FACTORY STAFF募集中!
2010.04.22
解体作業からオープンまで、2〜3ヶ月、仲間とお店にこもって、まさに、ゼロからコツコツ作った手作りのお店cafe-bar FREE FACTORY 下北沢。もうじきオープンして4年。毎日たっくさんのお客さんがきてくれて、ほんと、ありがたいっす。 俺自身はお店の店頭に立つことはないけれど、オープンから今まで、ずっと側で見てきた。 ずっと店を見続けていると思う。お店は不思議だ。お店は「生き物」。だから面白い。 手をかけ、面倒を見てあげないと、すぐスネる。あっちが壊れ、こっちが壊れ。「オレをちゃんと見ろ!」とアピールしてくる。 しっかり手入れをして、奇麗にしてあげると、お店全体が輝いたように見えて、「ああ、喜んでるな」と思う時がある。良くも悪くも「素直」な存在。 お店は人間の「テンション」にも敏感だ。働く仲間のスタッフの気持ちにお店は敏感に反応して、その場の「空気」を作り出す。お店の雰囲気がいい時は、仲間が気持ちよく働いているとき。逆もまた然り。 そんなわけで、店内で働くスタッフというのは、「超」重要。 お店の善し悪しは、コンセプトでも内装でもなく、スタッフが醸し出す「空気感」で決まるんだと思う。
そして、FREE FACTORYでは、ただいまそのスタッフを新規募集中! 年齢、性別、国籍とわず。(あ、ごめん、ただし20歳以上だった) うるさくても静かでも。話が得意でも、人見知りでも、そんなもんはどっちでもいいですが、何かに対してガムシャラに頑張る「気持ち」のある人募集。
アニキ(社長)の高橋歩をはじめ、エーワークス一同、FREE FACTORYスッタフ一同、心よりお待ちしています。
お店で会いましょう!
********************************* スタッフ募集のお知らせ ■調理実務経験2年以上(調理スタッフ希望の方) Q1. なぜフリーファクトリーで働こうと思ったのですか? |
デザインの話〜オレ的・写真の選び方
2010.03.13
デザインまっただ中。 写真の選び方についてふと思うことがあったので、忘れる前に書いておこうかな。 デザインをしていく上で、写真ってやつは本当に関わりが深い、というかセットみたいなもんだ。 ちょっと乱暴な言い方だけど、カッコいい写真1枚あれば、多少デザイン力が欠けていても、たいがいカッコ良く見えちまうもんだ。自分で言うのもなんだけど、オレ自身、今まで幾度も「カッコいい写真」に助けられてきた。力量不足をだいぶカバーしてもらってきた。 オレの中で、すごいデザイナーっていうのは、白い紙に黒い文字「1文字」でなんだかカッコ良く見せてしまうような人だ。 ま、そうはいってもそんな簡単にはスゴイ人にはなれないよね〜ってことで、 やはり「カッコいい写真を如何に見つけるか?」 オレにとってはこれがすごく大事。これもひとつの大事な能力。
まず、写真を選ぶ前に、その写真を「何に/どこに」使うか? を考えてみる。 大きく分けると2つ。 「表」にくる写真なのか? 「中身」に使う写真なのか?
「表」にくる写真というのは、本の表紙やCDのジャケット写真、広告ポスターやウェブのトップページなどにくる写真のこと。ようは「パッと見のインパクトが大事」な写真。 「中身」にくる写真というのは、本の中で文章の横に添えられている写真であったり、CDのブックレットやパンフレットの中身の写真であったり。これはどちらかというと「文字とセット」で何かしらの意味(メッセージ)を伝えるための写真。
インパクト重視の写真、例えば本の表紙に使うような1枚を何百枚もある写真の中から選ぶ場合、オレはあまり写真1枚1枚を「じっくり」見ない。パッパッパっとどんどん写真をめくりながら、パッと見で「あ、いいかも!」っと思った写真だけ、とりあえず「候補」として分けておく。それを何度か繰り返して、最後にじっくり1枚1枚を見るのは、候補として残った数枚のみ。 これはなぜかっていうと、本でもCDでもポスターでも、普通、お客さんや道を歩く人は、本屋にある1冊1冊の本や、街中のポスター1枚1枚を「じっくり」見ない。 書店にある山のような本の中から「あ、いいな」と思ったものだけを手に取って、ここで初めて「じっくり」見る。だからまず、パッと見ただけで「いいな!」っと思う写真を選ばないといけない。
写真ってやつは面白くて、「パッと見で良い写真」もあれば「じっくり見ると良い写真」もあるし、「文字と一緒に見せると良い写真」なんかもある。そんで、それぞれに「良さ」があるから、最初からじっくり写真を眺めてしまうと、気持ちが「深入り」しすぎて、「じっくり」の良さを見つけてしまったりすると「パッと見」の良さとの区別/判断がつき辛くなってしまう時がある。「その写真に惚れちゃう」というやつ。 これは恋愛と一緒で、一度好きになってしまうと、本当は「中身で使うべき写真」なのに表紙で使おうとしてみたりと、「恋は盲目」的な失敗を招くのでご注意だ。
今度は逆に、「中身」で使う写真は「じっくり」と「ゆっくり」と。 写真に合わせたい文字や文章があるなら、オレの場合、その言葉を1枚写真をめくるたびに声に出してつぶやいてみたりする。例えば、写真に「LOVE&FREE」という言葉をのせるなら、写真を1枚めくるたびに「LOVE&FREE・・・」とつぶやいてみる。しっくりとこないなら次の写真へ。これをずっと繰り返しながら1枚1枚を見ていくと、中にはぴたっとハマる「これだ!」と思う写真に出会う。そこで初めて写真の上に言葉をのせてみて、書体やレイアウトを考えてみる。 ただし、これはカフェなどでやる場合、相当小さな声でつぶやかないとかなり怪しいのでご注意。
写真選びは難しいがけど楽しい。世の中には本当にたくさんの「良い写真」があるから。 カッコいい写真を1枚見つけた時の嬉しさはかなりのもんだ。 自分の好みはもちろん大事。それが基本。 でも、プラス「その写真がどこに使われ、どういうシチュエーションで人に見られるのか?」を考えてみると、山ほどある写真の中から今回のデザインに必要な「数枚の写真」が浮かび上がってくると思う。 難しくいうと「適材適所」ってやつ?
デザインだけではなく、家族のアルバム作りやスライドショー作りなどにも応用できるんじゃないかな。
デザインには正解も不正解もないのが良いところだし難しいところすな。 最終的には、迷ったら「自分」を信じましょう〜。 |
旅にでよう。
2010.01.28
さてさて、今日はちょいと「地球を遊ぼう!」の目次を。 クリックすると拡大します。これを見るだけでもけっこう上がります。 個人的には、エベレストやアラスカ、犬ぞりに乗ってオーロラ、パーティーアイランドのイビサに興味あり。う〜ん、まだ他にもあるけど・・・。そんなだから、今回の本は作っていてもかなり楽しめた。世の中には、ほんと、楽しそうな場所がたくさんありますよ、ほんと。 ぴーえす そういえば、オレなんて滅多に更新しないのに、素敵なコメントをくださるみなさん!ありがとうござんス。励みになっとります。 独学の良いところは、「何も知らない」ことで、発想がデザインの既成概念にはあまり捕われずにいられるところ。 あ、そういえば、年末に格闘家のマサトが良いこと言ってたなぁ・・・ |
燃え尽き・・・てる場合じゃない!
2010.01.24
いやいや、今回の本は本当に大変だった。 この本は、久しぶりに(たぶん)、デザインの〆切を破ってしまった。
この本、このガイドブックは、見てるだけで、読んでるだけで楽しめるガイドブックを目指した。
もうじき発売になる。
ぴーえす。 |