おつかれさま!
2010.09.18

FF

 

メインバーで余った氷に、ボランティアの子たちが施したアート?。

なかなか素敵で思わず写真を撮ってしまった。

 

 

毎度ドタバタの旅祭がようやく終了した。

毎年大きくなっていく規模に対して、うちのメンバー数はいっこうに増えないから、準備はほんとドタバタだ。でも、自分たちで言うのもなんだが、毎度、ふとした空き時間に会場をまわってみると、みんなすごい楽しそうで、なかなかいいフェスだなぁ〜って、思ったりする。

大変だけど、毎年続けられたらいいな。毎年少しずつ、悪いところをなくしていって、もっともっと、すてきなフェスに育っていけるように、来年もがんばります、ハイ。

 

そんで、なんと言っても、うちの少ないメンバーをしっかりと支えてくれているのがボランティアのみんな。毎回、本当にありがとう。感謝しています。

何度見ても「なんでこんなに頑張ってくれるんだろう?」って、不思議になるくらい、みんな真剣にやってくれる。そのお返しが、自分はどこまで出来ているんだろう?って思うとちょっと自分自身、不安に思うときもあるが、これからも、みんなの頑張りに負けないよう、そんで、いろんな形でお返しが出来るように、俺自身、どんどん頑張っちゃおうと思います。

 

さて、止まっている時間はない。

 

元気出していこう〜!

 

ボランティアのみんなはもちろん、関係者の方々、今回も本当にありがとうございました!

また来年、お願いします!

 

そんで、今年の旅祭のロゴを気持ちよく書いてくれた三代目魚武濱田成夫アニキ。ありがとうございます。元気の元を失いかけたその日に突然現れて、めっちゃ山盛り元気をいただきました。あれには救われました。今後もよろしくお願いします〜!

それでは皆さん、また近いうちに!


  

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久しぶりの風
2010.08.31

Itsukoko

  

久しぶりの更新。

そして、約10年ぶりになる、兄貴(アユム)の世界旅行中に書いた本。

そのデザインがようやく終わり、先日見本が届いた。

10年前の世界旅行で書いた文章は「LOVE&FREE」として出版され、いまだに大人気のベストセラーになった。今思えば、この本が売れていなかったら、あのとき既に抱えていた多額の借金とともに、出版界の泥沼に沈んでいたかもな・・・・と思ったり思わなかったり。

いずれにせよ、「LOVE&FREE」が、俺にとってもアニキにとっても人生を変える1冊であったことは確かだ。

 

あの当時は俺にしても兄貴にしてもまだずいぶんと若くて、サンクチュアリ出版として出す本もイケイケな本が多かった。「20代。自分。自由。やるだけやっちまえ!俺たちは無力、だけど、無敵・・・」などなど。

俺たちだって人間だから、弱い部分や情けない部分だって本当はいっぱいあったけれど、20代の頃はそれを全て胸にしまって、イケイケな部分だけを一生懸命本にしてきたように思う。

そして、サンクチュアリ出版での活動を終え、兄貴は結婚して世界旅行へ旅立ち、俺はフリーのデザイナーとして、東京で活動を始めた。そのときに、東京と世界のどこかでたまに連絡を取り合いながらコツコツ作った本が「LOVE&FREE」の元になった「DEAR.WILDCHILD」という5冊のミニブック。このときはまだメールとかインターネットとか全然知らなくて、全て海外からの郵送やファックス。初期のデジカメはメモリーカードの容量が「8〜24MB」なんて時代の話。いまじゃ〜1G(1000MB)、2Gが当たり前だっちゅ〜んだから、たった10年間で、世の中、本当に変わったもんだとおもう。

ちなみに、このときの「DEAR.WILDCHILD」という5冊のミニブックは今回の「旅祭」にて販売予定で、在庫完売とともに、今回で販売を終了しようと思う。気になる人はぜひに。

 

ちょいと話は横道にそれてしまったけど、この世界旅行中に兄貴が書いた文章を初めて読んだときに、ようやく、俺が昔から知っている「本当の高橋歩」が表に出てきたなぁ、と思ったのを今でも覚えてる。

イケイケの兄貴もやっぱり兄貴だが、それは彼の全てではなく、ある1面だ。

厳しいとこも、優しいとこも、すごいところも、ずっこけたところも、弱いところも、やっぱりみんなと同じようにあって、世界旅行をしたことで、ようやく「素」に戻ったんだな、と思うとなんだか嬉しかった。そして何より、「素」で書いた文章がどの本よりも売れたという事実が、自分たちに「そのままいけばいいよ」という自信を与えてくれたんだと思う。

今こうして、自分たちが「大好きだ!」と思える本をみんなに届けられるのも、いまだに飽きることなく本を作り続けているのも、全てこの1冊の本のおかげかもしれないな、と思うのです。

 

今回の本の原稿を読んだときに、久しぶりにあの当時の風が吹いたような気がした。

それはどこか新鮮で、懐かしくて。いつもの本とは、また違った感動。

デザインも自然と共鳴して、自分でも驚くほど、本の中に気持ちいい風を閉じ込めることが出来た。

きっと、本を手に取ったときに、その風を感じてもらえる・・・・はず?・・・ればいいな。

旅祭では先行発売やらサイン会やらもあるかと思うので、来られる方は、ついでに手に取ってみてください。

さて、しばらくインドア生活が続いたから、久しぶりの野外イベントが楽しみ。

暑い中、汗を流しながら飲むビール。さいこ〜

 

気持ちよく、生きたいっすね。

 

それでは。


  

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怒濤の日々
2010.07.01
Post_kan

 

お久しぶりです。デザイナーミノルです。

相変わらずのドタバタな日々。

年を食ったせいではないと信じたいけど、本当に時間が経つのが早い!

仕事ってやつは、重なる時は本当に重なるもんで・・・毎日何かの〆切に追われてるような最近ですが、そのことにはとりあえず目をつぶって考えてみると、追われてることで、集中力と決断力が異様にアップし、いつもの何倍ものスピードで仕事がこなせるようになってることに気が付く。

その感覚っていうのは、なにげに結構気持ちのいいもんで、カラダは辛くても1つ1つ仕事がいい感じで片付いていく瞬間は快感だったりする。ま、なかなか追われるのも悪くない。と、考えることにしています。

じゃぁ、オメ〜、いつもその調子でやれよ!って言いたいところだけど、そりゃ〜アンタ、それができればワールドカップ出てますよ、くらいのもんで、35歳になっても、未だ、その集中力と決断力を四六時中は持続し続けられない自分がいるのが悔しい。あ〜、出たかったな、ワールドカップ・・・うそ。

 

ま、そんなしょうもないことは置いといて、現在はアニキ(アユム)の新刊の制作やら旅祭のフライヤーやら何やらと、いろんなビジュアルを続々出産中。まさに、産みの苦しみです。

毎日が安産!といきたいところですが、ちょいちょい難産。困った子供たちが多い!

 

そんな日々の中で、比較的親思いな感じで生まれてきたのが、今回のフライヤー。

これは7月2日よりフリーファクトリーで開催される大好きな写真家「松木雄一さん」の写真展のもの。

松木サンとは「好き!」の感覚が近くて、今回は初めて、オレ自身が個展のビジュアル面を担当させてもらった。写真はもちろん、かなりイケてる。保証付き。

「写真をあまり前に出さない写真展のフライヤー」っていうのも、松木サンとのコンビじゃないとなかなかできない。そこを面白がってくれるところが好きなポイント。そんな写真家って、なかなかいないもん。

 

そんなわけで、1日の夜中から2日の午前中にかけて徹夜で写真の展示や装飾を行う予定。

がんばろ〜!

2日から31日までの一ヶ月。ぜひお店まで遊びにきてくださいな。


さて、オレはこれから、再び「自分なりのワールドカップ」を探す旅に出ます。

目指してこ〜ぜ〜!

 

YUICHI MATSUKI PHOTO EXHIBITION

松木 雄一 写真展

「Footprint」

2010年7月2日(金)~31日(土)
at café-bar FREE FACTORY/11:30~27:00(無休) 入場無料

場所:café-bar FREE FACTORY
住所:東京都世田谷区北沢2-11-2 パティオ下北沢ビル3階(下北沢駅 南口から徒歩1分)
TEL:03-3795-3991 / www.a-works.gr.jp/freefactory

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FREE FACTORY STAFF募集中!
2010.04.22
TENNAI_2

 

解体作業からオープンまで、2〜3ヶ月、仲間とお店にこもって、まさに、ゼロからコツコツ作った手作りのお店cafe-bar FREE FACTORY 下北沢。もうじきオープンして4年。毎日たっくさんのお客さんがきてくれて、ほんと、ありがたいっす。

俺自身はお店の店頭に立つことはないけれど、オープンから今まで、ずっと側で見てきた。

ずっと店を見続けていると思う。お店は不思議だ。お店は「生き物」。だから面白い。

手をかけ、面倒を見てあげないと、すぐスネる。あっちが壊れ、こっちが壊れ。「オレをちゃんと見ろ!」とアピールしてくる。

しっかり手入れをして、奇麗にしてあげると、お店全体が輝いたように見えて、「ああ、喜んでるな」と思う時がある。良くも悪くも「素直」な存在。

お店は人間の「テンション」にも敏感だ。働く仲間のスタッフの気持ちにお店は敏感に反応して、その場の「空気」を作り出す。お店の雰囲気がいい時は、仲間が気持ちよく働いているとき。逆もまた然り。

そんなわけで、店内で働くスタッフというのは、「超」重要。

お店の善し悪しは、コンセプトでも内装でもなく、スタッフが醸し出す「空気感」で決まるんだと思う。

 

そして、FREE FACTORYでは、ただいまそのスタッフを新規募集中!

年齢、性別、国籍とわず。(あ、ごめん、ただし20歳以上だった)

うるさくても静かでも。話が得意でも、人見知りでも、そんなもんはどっちでもいいですが、何かに対してガムシャラに頑張る「気持ち」のある人募集。

 

アニキ(社長)の高橋歩をはじめ、エーワークス一同、FREE FACTORYスッタフ一同、心よりお待ちしています。

 

お店で会いましょう!

 

*********************************

スタッフ募集のお知らせ
■cafe&bar FREE FACTORY
 スタッフ募集中!
現在、cafe&bar FREE FACTORYでは、調理スタッフ、バーテンダーを募集しています。
東京・下北沢勤務、若干名の募集となります。
以下の募集要項をよく読んでご応募ください。皆様のご応募をお待ちしております。

 

調理実務経験2年以上(調理スタッフ希望の方)
バーテンダー実務経験2年以上(バーテンダー希望の方)
■20
歳以上の方(基本、学生不可)
長期勤務可能な方
深夜勤務可能な方
詳細は面接時にて。
 
東京都世田谷区北沢2112 パティオ下北沢3
 (最寄駅京王井の頭線・小田急線 下北沢駅徒歩1分)
勤務時間はシフト制(11:0027:00の間でのシフト制)です。
最初の2ヶ月は試用期間となります。そこで不採用になる場合もあります。ご了承ください。
お名前・生年月日(西暦でお願い致します)・住所・連絡先・出身地、下記の質問の回答をご記入のうえ、メールにてご応募ください。

 

Q1. なぜフリーファクトリーで働こうと思ったのですか?
Q2.
フリーファクトリーにご来店頂いたことがありますか?
Q3.
現在は、何をされていますか?
Q4.
今までのアルバイト含め、職歴を教えてください。
Q5.
自己PR
 
検討のうえ、メール選考通過者のみ、面接日時等を、こちらから返信させていただきます。
上記の項目が明記されていない場合は返信できない場合がございます。
お問い合わせは、メールのみとさせて頂きます。電話でのお問い合わせはご遠慮下さい。
メールの件名は 「スタッフ募集係」とご記入ください。
調理スタッフ希望、バーテンダー希望を必ず明記して下さい。

 
<応募締切> 
定員になり次第締め切ります。
 
<応募メールの送り先 & お問い合わせ先>
[email protected] <mailto:[email protected]>
担当: FREE FACTORY
 
スタッフ募集の問い合わせは上記のみのメールアドレスとなります。
高橋歩への直接メールはご遠慮下さい。

 

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てんこもり
2010.04.09
4

 

毎度毎度のことながら、今回も産みの苦しみをエーワークス総勢で味わいつつ、ようやく1冊の本が出来上がった。

「7日間」という短い時間。それでも、社会に出て働いていれば、1年に1回取れるかどうかの貴重な大型連休。でも、その貴重な休みを使うだけの「価値がある」26個の旅が揃ったと思う。

人それぞれに好みがあるから、全ての旅が、誰の人生も変えてしまうとはもちろん思わないけど、誰が読んでも、26個の中のいくつかは「これなら人生変わるかも」と思えるような旅があると思う。

 

作った側の人間がいうのも変だが、1500円のこの本1冊のなかに、たった1つでも人生の新しい扉を開く「鍵(きっかけ)」が入ってたら、それで充分お買い得じゃない?

残りの旅は、読んでるだけでも充分楽しめるし、なんなら友達に教えてあげて、その友達から半額カツアゲすれば、なんと、750円で人生を変えられるっていうお得感だ。

  

目次の写真をクリックすると拡大してみれると思うので、ぜひ一度、見てください。

ちょっと見ずらいかもしれないけど。

  

実際にデザインしながら1つ1つの旅を写真とともに眺めながら、

思わず興奮して声を出してしまうような旅もあれば、写真を見ているだけで苦しくて胸を締め付けられるような旅もあった。笑っちゃうような旅もあるし、思わずうっとりするような旅もある。

今回は、喜怒哀楽に、さらに「驚き」を加えて出来上がったと思う。

旅ガイドのくせして、できる限り、みんなの人生に少しでも「タッチ」できるような内容にしたかった。

そういう意味では、もうすでに旅ガイドとしての「枠」は完全に取り払って作った本だ。

ガイドとして大事にした点はただ1つ。

「すぐに行ける」こと。

そのための情報がしっかりと載っているという点だけは大事にしてある。

 

発売までもう少し。

「7日間で人生を変える旅」

そのタイトルに恥じない内容になりました。

おたのしみに!

 

ぴ〜えす

ちなみに、A-WORKSスタッフ内で人気だったのは、意外にも「断食ツアー」。

おいおい君たち!

「アラスカの無人の荒野でキャンプ」とかじゃないんかい!

病んでるな〜。

・・・・と、いいつつ、オレもだいぶ行きたい、「断食ツアー」なのでした・・・・

なんか、すごい、マジで、超健康になるみたいよ・・・

まずは、亮が行くようです。

レポートをお楽しみに!

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デザインの話〜オレ的・写真の選び方
2010.03.13

Start

 

デザインまっただ中。

写真の選び方についてふと思うことがあったので、忘れる前に書いておこうかな。

デザインをしていく上で、写真ってやつは本当に関わりが深い、というかセットみたいなもんだ。

ちょっと乱暴な言い方だけど、カッコいい写真1枚あれば、多少デザイン力が欠けていても、たいがいカッコ良く見えちまうもんだ。自分で言うのもなんだけど、オレ自身、今まで幾度も「カッコいい写真」に助けられてきた。力量不足をだいぶカバーしてもらってきた。

オレの中で、すごいデザイナーっていうのは、白い紙に黒い文字「1文字」でなんだかカッコ良く見せてしまうような人だ。

ま、そうはいってもそんな簡単にはスゴイ人にはなれないよね〜ってことで、

やはり「カッコいい写真を如何に見つけるか?」

オレにとってはこれがすごく大事。これもひとつの大事な能力。

 

まず、写真を選ぶ前に、その写真を「何に/どこに」使うか? を考えてみる。

大きく分けると2つ。

「表」にくる写真なのか?

「中身」に使う写真なのか?

 

「表」にくる写真というのは、本の表紙やCDのジャケット写真、広告ポスターやウェブのトップページなどにくる写真のこと。ようは「パッと見のインパクトが大事」な写真。

「中身」にくる写真というのは、本の中で文章の横に添えられている写真であったり、CDのブックレットやパンフレットの中身の写真であったり。これはどちらかというと「文字とセット」で何かしらの意味(メッセージ)を伝えるための写真。

 

インパクト重視の写真、例えば本の表紙に使うような1枚を何百枚もある写真の中から選ぶ場合、オレはあまり写真1枚1枚を「じっくり」見ない。パッパッパっとどんどん写真をめくりながら、パッと見で「あ、いいかも!」っと思った写真だけ、とりあえず「候補」として分けておく。それを何度か繰り返して、最後にじっくり1枚1枚を見るのは、候補として残った数枚のみ。

これはなぜかっていうと、本でもCDでもポスターでも、普通、お客さんや道を歩く人は、本屋にある1冊1冊の本や、街中のポスター1枚1枚を「じっくり」見ない。

書店にある山のような本の中から「あ、いいな」と思ったものだけを手に取って、ここで初めて「じっくり」見る。だからまず、パッと見ただけで「いいな!」っと思う写真を選ばないといけない。

 

写真ってやつは面白くて、「パッと見で良い写真」もあれば「じっくり見ると良い写真」もあるし、「文字と一緒に見せると良い写真」なんかもある。そんで、それぞれに「良さ」があるから、最初からじっくり写真を眺めてしまうと、気持ちが「深入り」しすぎて、「じっくり」の良さを見つけてしまったりすると「パッと見」の良さとの区別/判断がつき辛くなってしまう時がある。「その写真に惚れちゃう」というやつ。

これは恋愛と一緒で、一度好きになってしまうと、本当は「中身で使うべき写真」なのに表紙で使おうとしてみたりと、「恋は盲目」的な失敗を招くのでご注意だ。

 

今度は逆に、「中身」で使う写真は「じっくり」と「ゆっくり」と。

写真に合わせたい文字や文章があるなら、オレの場合、その言葉を1枚写真をめくるたびに声に出してつぶやいてみたりする。例えば、写真に「LOVE&FREE」という言葉をのせるなら、写真を1枚めくるたびに「LOVE&FREE・・・」とつぶやいてみる。しっくりとこないなら次の写真へ。これをずっと繰り返しながら1枚1枚を見ていくと、中にはぴたっとハマる「これだ!」と思う写真に出会う。そこで初めて写真の上に言葉をのせてみて、書体やレイアウトを考えてみる。

ただし、これはカフェなどでやる場合、相当小さな声でつぶやかないとかなり怪しいのでご注意。

 

写真選びは難しいがけど楽しい。世の中には本当にたくさんの「良い写真」があるから。

カッコいい写真を1枚見つけた時の嬉しさはかなりのもんだ。

自分の好みはもちろん大事。それが基本。

でも、プラス「その写真がどこに使われ、どういうシチュエーションで人に見られるのか?」を考えてみると、山ほどある写真の中から今回のデザインに必要な「数枚の写真」が浮かび上がってくると思う。

難しくいうと「適材適所」ってやつ? 

 

デザインだけではなく、家族のアルバム作りやスライドショー作りなどにも応用できるんじゃないかな。

 

デザインには正解も不正解もないのが良いところだし難しいところすな。

最終的には、迷ったら「自分」を信じましょう〜。

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デザインの裏側
2010.03.11
Kuukou

 

いよいよ。次の本「7日間で人生を変える旅」の制作が本格化しつつある。

集中期間に入る直前。今はそのほんの少し手前。

自分のカラダを少しずつ今回の本のデザインに合わせながら徐々に集中力を高めていく感じ。

一度集中できると、あとはもうカラダにおまかせ。多少寝なくても飯喰わなくても終わるまでは大丈夫。

でも、この「集中」に入るまでの数日間が一番辛い。どうにもデザインとの「波長」が合わず、自分で自分にイラつく日々がしばらく続きます。ここが耐え時。突然、乗れなかった自転車に乗れたときのような感覚で集中できるようになる瞬間がある。そこまでは、とにかくひたすら作り直すのみです。

 

集中できない時は精神的に辛い。

集中するとカラダは辛いけど精神的には楽。

「精神的に楽なほうが人間は楽」だとオレは思う。

カラダでキモチは引っ張れないけど、キモチでカラダは引っ張れる。

カラダとキモチ。両方とも大事だけれど、やはり、全ては「気の持ちよう」です。

っと、なんて、書きながら、自分に言い聞かせてしまった・・・

 

まぁ、オレの場合、集中したらしたで、今度はまわりとの交流も極端に減って、メールもろくに返信せず、口数も減り、頭の中がデザインのことで一杯で、誰かと話していても本の話以外は上の空になってることが多い・・・と、「人間として」はろくなもんじゃないが、気のいい仲間のフォローのおかげで、毎回好きなだけ集中させてもらってる。なんともありがたいことです。

 

こんなことを、毎度毎度、本を創るたびに思うわけです。

 

さて、ちょいとしたデザイナーの「心の声」を吐露したところで、さらに集中できるようにガムバリます。

 

やるぞ〜!お〜!

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水面下で進行中
2010.03.09
SOUTEISAMPLE_0217

 

おかげさまで大好評の「地球を遊ぼう!」。

みなさん、ありがとうございます〜。

ほいでも、そんな喜びの余韻に浸る間もなく、水面下ではすでに次の本へ向けてのデザインが進行中なのであります。

ウチの本の場合、みんなで企画を話し合い「GO!」サインが出た時点で、執筆&編集サイドは目次案を作りつつ、いくつかの章を実際に書いてみる。デザインサイドは装丁(表紙/カバー)のイメージを作りつつ、上がってきた文章を実際にデザインしながら、みんなが完成イメージを共有できるような「ページサンプル」を作り、それを営業をする仲間も加えて、みんなで見ながらあ〜だこ〜だと意見交換して、少しずつブラッシュアップしていく。これを何度か繰り返しているうちに、次第に本の「カタチ」ができてくる。

 

上の写真は次の本の装丁のサンプル「ボツ案」。

「地球を遊ぼう!」からの「シリーズ化」を意識して作ったサンプル。

シリーズ化する場合、デザイナーは楽だ。すでに「カタチ」が出来上がっているから、新しいデザインを考えださなくてもいいから。

そんで、結論として、このデザインは「ボツ」。

「地球を遊ぼう!」が好評とはいえ、デザインのシリーズ化は「守り」。

「攻め」で行こう。たえず前回の本より「すごい本」を創ろう!

と、いうわけで、あえてシリーズ化のデザインを捨て、新しいデザインを考えてみることにした。

 

Sample_2
 

そんで作りはじめたサンプル2。

う〜ん、なんだかんだで、中には前のイメージを引きずっているデザインが多い。

当然、これも「ボツ」。少しずつ、近づいちゃいるんだが・・・もうちょい。

タイトルロゴは自分でもなかなか気に入っているけど・・・

黄色のやつが一番イメージは近いんだけど、タイトルの意味とはどうも違うような・・・

さて・・・・

タイトルは見やすく、明るくて、楽しそうで、ちょっとふざけてて、でも、どこか「旅に出る」感じがあって・・・女の子にも手にしてほしいし、かといって男の子が手にしずらいのはダメだし・・・

こうして、装丁に込めたいイメージを改めて紙に全て書いてみる。

この条件を全て満たすデザインは?

それが自分の中でできるまでは何個でも作ってみる。

そんで、出来上がった最終案。

 

Sample_3
 

今回の本のタイトルは「7日間で人生を変える旅」。

仕事が忙しくて、限られた休日でも行ける、パックの海外旅行じゃなくて、世界中には人生を変えるような、脳みそが「スパーク!」するような衝撃的な出会いがまだまだたくさんあるよ〜!ってことをみんなに紹介したくて創る本。だから、今回のメインキャラクターは「ハッピーでお馬鹿なビジネスマン」。

そして、なぜか見てると明るい気分になる「イエロー」。

これはオレのデザイン史上でも初めてといっていいような作品です。こういうデザインは珍しい。

アニキも初めてみたときはオレがデザインしたものじゃないと思ってびっくりしてた。

そりゃ〜そうだ。オレも自分で作って驚いたもん。でも、なにげに、けっこう気に入っています。

 

残る仕上げは、ハッピービジネスマンのセリフひとこと。

現在、彼に何を言わせようか?・・・と、アニキが考え中 in オーストラリア。

くだらなくもウケるひと言、楽しみに待ってます。

  

そんなこんなで、ようやく装丁アイディアガが一段落。

次はいよいよ中身にはいってきます。

また、怒濤の日々が始まるぞ〜。

 

 

ぴ〜えす。

最近、つくづく「時間は自分で作るもの」だなぁ〜っと、思うのです。

流されることなく、流れて生きよう。

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旅にでよう。
2010.01.28

Mokuji_1_4 Mokuji_2 Mokuji_3_2

 

さてさて、今日はちょいと「地球を遊ぼう!」の目次を。

クリックすると拡大します。これを見るだけでもけっこう上がります。

 

個人的には、エベレストやアラスカ、犬ぞりに乗ってオーロラ、パーティーアイランドのイビサに興味あり。う〜ん、まだ他にもあるけど・・・。そんなだから、今回の本は作っていてもかなり楽しめた。世の中には、ほんと、楽しそうな場所がたくさんありますよ、ほんと。
風の噂(打ち上げ中)だと、この本がいっぱい売れたら、亮がオゴリでイビサに連れて行ってくれるっていうから、今から発売が楽しみだ。その時は本に載ってるよりも、もっとビックインパクトの写真(R指定)をブログにアップしたいっすねぇ。お楽しみに!

 

ぴーえす

そういえば、オレなんて滅多に更新しないのに、素敵なコメントをくださるみなさん!ありがとうござんス。励みになっとります。
ちなみに、最近よく聞かれるのが「デザインの勉強はどこでしたんですか?」ってやつですが、オレ自身はデザインに関しては完全独学なので、学校などには通っていません。どちらかというと好きな雑誌、CD、時にはデザイン本を穴があくほど見たり、試しに同じように作ってみたりしながらやってきたような感じです。とにかく、どこかで、何かで目にした「好き!カッコいい!」をデザインに取り入れて、時にはパクって作りまくってみる。そすると、だんだん自分の好きなものがはっきりとしてきて、自分の中の「これだ!」が見えてきたような・・・きがするな。

独学の良いところは、「何も知らない」ことで、発想がデザインの既成概念にはあまり捕われずにいられるところ。
学校に通う良いところは、逆にこの既成概念をしっかりと学べるところ。基本的な「技術」を最初にしっかりと身につけられるところ。
ボクの場合は基礎を学ばなかった分、今になってデザインの基本的なことを「知らないな」と思うことが多くて、デザインの教科書などを買い込んで勉強することがある。まだまだ、自分の中の発想を思ったように形にできない時がある。そこは今まで学校などで学んでこなかった「ツケ」だ。
結局は、どっちが良いか?ではなくて、どっちが先か?というだけだと思うな。技術が先か。発想が先か。
何ごとも、プロになって生きていくには、最低限の「技術(基礎)」は必要。どんなけ豊かで自由な発想も、それを表現できる最低限の技術がないと、結局、人には伝わらないしね。
そんなわけで、日々自由な発想を大事にしつつ、それを表現するための「技術」を地味〜にコツコツ身につけていこうぜ、と。技術=経験&練習。ちなみに、オレ個人としては、デザインの才能はあまりないけれど、裏でこっそりと練習するのは好きです。

 

あ、そういえば、年末に格闘家のマサトが良いこと言ってたなぁ・・・
「一番困難な道を選ぶのが、結局は一番の近道(うる覚えですが・・・)」
ほんと、彼を象徴するような言葉。いい言葉ですな。努力の鬼、マサト。
年下ながら、かなり感動。今年のスローガンにしたいと思います。

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燃え尽き・・・てる場合じゃない!
2010.01.24

Chikyuaso

 

いやいや、今回の本は本当に大変だった。
ちょっとした燃え尽き症候群に襲われかけたけど、今度はすぐに発売に向けてのドタバタが始まっています。燃え尽きてる場合じゃね〜や、ほんと。
この本の発売日の1月29日は、なにげにボクの誕生日です、はい。狙ったわけではないんだが、気が付いたらこうなってた。これも何かの縁、特に思い入れのある本になりそう。
35歳。自分の人生的には、なんとなく、折り返し地点かなぁ、と。

 

この本は、久しぶりに(たぶん)、デザインの〆切を破ってしまった。
〆切の3日くらい前に、どうしても写真のクオリティーや自分のデザインに不満が残って、〆切に合わせて、なんとかこのまま押し切るか、それとも、〆切を伸ばして、もう一度、写真を集め直し、デザインを作り直すか・・・かなり迷った。
プロとしては、〆切を守った上で、最高のものを作るってのがルールだ。
そういう意味では、今回はオレのミス。でも、どうしても自分で納得したくて、旅中のアニキをはじめ、仲間たちに、「どうしても納得できないから、〆切を伸ばしたい」とお願いした。
そんで、1週間の延長戦。
あらためて、みんなで徹底的に写真を集め、デザインを組み直し、できた時間でさらに文章をブラッシュアップした。
おかげで、ほんと、納得の本ができた。
打ち上げで喰った寿司のうまかったこと〜。ビールのうまかったこと〜。

 

この本、このガイドブックは、見てるだけで、読んでるだけで楽しめるガイドブックを目指した。
行き先が決まってから買うガイドブックじゃなくて、ワクワクしながら、行き先を決めるために買うガイドブック。
どこの旅行会社にも縛られない、自分たちの感性でセレクトした旅がギッチリ詰まったインディペンデントなガイドブック。

 

もうじき発売になる。
書店で見つけたら、パラパラッと見てみてくださいな。

 

ぴーえす。
そういえば、カバーのデザインは、最終的に、少しだけ変わった。
虹色の線を加えました。楽しそうなイメージで。
マニアックネタですが・・・

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